EarFun Air Pro 4レビュー:8,490円でノイキャン&ロスレス対応の完成度を検証
正直に言う。最初は「また中華イヤホンのスペック詐欺か」と思っていた。
ノイズキャンセリング対応、ロスレス再生対応、装着検知、マルチポイント接続——これだけの機能が8,490円に詰め込まれていると聞いて、半信半疑のままAmazonでポチった。
それから1週間、毎日10時間以上の仕事環境で使い倒した結論はこうだ。「これは本物だ。」
以下、開封日から1週間にわたるリアルな使用記録をお届けする。
【開封日】最初の30分で既に「あ、これ違うわ」と感じた理由

届いた箱を開けて最初に驚いたのは、質感だ。8,490円という価格帯から想像するプラスチッキーな安っぽさが一切ない。マットな仕上げのケースは手のひらにしっとりと収まり、イヤホン本体のフィット感も上々。耳に装着した瞬間、「ああ、ちゃんと設計されている」という安心感がある。
ペアリングはスマホのBluetooth設定を開いて10秒もかからない。接続した瞬間、試しにノイズキャンセリングをオンにしてみた。
オフィスのエアコン音、隣の席のキーボード音、遠くの会議室から漏れてくる話し声——それらがスッと消える感覚は、1万円以下のイヤホンで体験したことがないレベルだった。
比較対象として手元にあったSony WF-1000XM5(実売約3万円)と交互に装着してみたが、「雲泥の差」とまでは言えない。もちろんSONYのほうが一枚上手だが、EarFun Air Pro 4はその差を3分の1以下の価格で埋めてくる。これが正直な第一印象だ。
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【3日目】テレワーク・会議・移動——ビジネス三種の神器としての実力

① ノイズキャンセリングの実用レベルは「仕事に使える」か?
3日目までに、自宅テレワーク・カフェでの作業・電車移動という3つのシチュエーションで集中的に検証した。
結論:どのシーンでも「仕事に集中できる」レベルに到達している。
特に驚いたのはカフェでの使用感だ。混雑したスターバックスで、隣のグループがワイワイ話していても、ノイキャンをオンにしてドキュメント作業をしていると、その会話がほぼ聞こえなくなる。低〜中周波数の騒音カットが特に優秀で、人の声・空調音・交通騒音といった「仕事の敵」をピンポイントで抑制してくれる。
電車内では、走行音がほぼ消えた状態で音楽を楽しめる。移動中に議事録を音声確認する用途でも、外の雑音に邪魔されずに内容がクリアに聞き取れた。これはROI(投資対効果)が高い。
② ロスレス再生はビジネスパーソンに意味があるか?
「ロスレスって音楽マニア向けでしょ?」という声は理解できる。だが実際に使ってみると、ビジネス用途でも恩恵がある。
EarFun Air Pro 4はBluetooth 5.4に対応しており、LC3コーデックによるロスレス転送が可能だ。音楽はもちろん、オンライン会議での音声の解像度が上がり、相手の声のニュアンスが細かく拾えるようになる。長時間の会議でも耳が疲れにくく、聞き返しの回数が体感で減った。
「聞き返しが減る=会議の効率が上がる」——これは地味だが、積み重なると大きな時短効果になる。
③ マイク性能はビデオ会議に耐えられるか?
テレワーカーが最も気にするのはここだろう。EarFun Air Pro 4は6基のマイクを搭載しており、AI通話ノイズキャンセリングも実装されている。ZoomとGoogle Meetで計10回以上の会議をこなした感想は——「十分すぎる」。
在宅中に外で工事が始まったときも、相手には「少し音がしてるね」程度で聞こえたらしく、会議が中断するようなことはなかった。1万円以下でこのマイク性能は、普通に驚く。
【1週間後】冷静に採点する。このイヤホンの「真の価値」

総合スコア:94点(価格帯内では満点に近い)
1週間、毎日使い続けた後の正直な評価をまとめる。
✅ 圧倒的に良かった点
- ノイズキャンセリングの精度:低〜中音域の騒音カットは同価格帯でトップクラス。集中力を要する作業に直結する効果あり。
- バッテリー持ち:ノイキャンオンで連続再生約7.5時間。ケース込みで約52時間。1週間充電を忘れても余裕があった。
- マルチポイント接続:PC+スマホの同時接続が途切れなくスムーズ。会議中にスマホ着信が来ても、シームレスに切り替えできた。
- 装着感の安定性:1日10時間装着しても耳への痛みなし。これは長時間ワーカーには非常に重要。
- ロスレス音質:細部の解像感が高く、会議・音楽どちらでも「聴き疲れ」が少ない。
⚠️ 正直に言うと気になった点(デメリット)
- 外音取り込みモードの自然さ:ノイキャンのオフ→外音取り込みに切り替えたとき、少し機械的な音になる。街中で会話するシーンでは違和感を覚えることがあった。高級機と比べると差が出るポイント。
- 専用アプリのUI:EarFun Audioアプリは機能は豊富なのだが、直感的に操作しにくい箇所がある。イコライザーのプリセットを探すのに少し手間取った。
この2点が改善されれば、満点と言っていい完成度だ。逆に言えば、それ以外は何も不満がない。
【価格対効果の試算】8,490円の投資は何日で回収できるか

ビジネスパーソン目線でROIを考えてみよう。
ノイズキャンセリングを使うことで、集中作業の生産性が20%向上したとする(これは多くのリモートワーカーが実感する数値だ)。仮に時給換算で自分の労働単価が3,000円だとすると、1日8時間のうち集中作業に2時間使うとして、
3,000円 × 2時間 × 20%向上 = 1日あたり1,200円の生産性向上
つまり、わずか7〜8日の使用で投資額を回収できる計算になる。それ以降はずっとプラスだ。「8,490円のイヤホンは高い」と感じる人も、こう考えると印象が変わるはずだ。
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こんな人に特にオススメする
- ✔ テレワーク中心で、集中できる環境づくりに悩んでいる
- ✔ カフェやコワーキングスペースで作業することが多い
- ✔ オンライン会議が1日に3本以上ある
- ✔ 移動中も仕事の音声確認・ポッドキャスト学習をしている
- ✔ 予算1万円以内でノイキャンイヤホンを探している
逆に「ハイエンドの音楽体験にとことんこだわりたい」「外音取り込みを頻繁に使う」という人には、予算を上げてソニーやBoseを検討することをすすめる。だが、仕事の効率を上げることが最優先なら、EarFun Air Pro 4はこれ以上ない選択肢のひとつだ。
まとめ:このスペックで8,490円は、率直に言って破格すぎる
1週間使い倒して、改めて思う。EarFun Air Pro 4は「安いけど頑張ってる」イヤホンではなく、「実力があってたまたま安い」イヤホンだ。
ノイズキャンセリング・ロスレス対応・マルチポイント・6マイクAIノイズキャンセル——どれか一つでも1万円以下で実現したら「コスパ良い」と言えるのに、これを全部まとめて8,490円で出してくるのは、正直なところ競合他社のブランドにとって脅威だろう。
毎日の仕事環境を1万円以下でここまでアップグレードできるなら、迷っている時間がもったいない。在庫が潤沢なうちに、今すぐ確認してみてほしい。
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※本記事はAmazonアソシエイトプログラムに参加しており、リンクを経由した購入で収益を得る場合があります。レビュー内容は筆者の実使用に基づく個人的な評価です。

